知人から勧められて観た。
ピエール瀧さんについての話題になり
「この映画観るといいと思うよ。
凶悪犯を素晴らしく演じている」と言われたのだが、
ピエールさんというより、
私はこの作品のリリーさんのほうが演技がどうこうというよりも
ぞっとしてしまった。
「万引き家族」のリリーさんより合っているのではないかと思う。
キャスティングがピタッとはまっている作品だと思った。
そして山田孝之さんの最後のシーンに背筋が凍った。
善とか悪や、命を奪うことや土地やお金のこと、
事実をもとに描いた映画だと思うと、観終わったあと、
なにかすごく黒くて重いものがずっしりのしかかる映画だった。