「メットガラ ドレスをまとった美術館」
どなたかが何かの記事で、このドキュメンタリー作品の軸として登場する
メットガラの美術館の服飾部門キュレーター、アンドリュー・ボルトンのことを、
めちゃめちゃわかる!中間管理職のあの板挟み感!と讃えていたので
どれどれ?!と借りて観ました。
彼はきっと、胃が痛くなるような思いを何度も何度もしているんだろうなぁ、
あぁ上司もアナもデザイナーも、みーんなみんな好き勝手なことを言う。
そしてアンドリューは今夜もうちに帰れない、という流れが手に取るようにわかる。
たぶんヴォーグのスタッフも。どこもスタッフはてんてこ舞いなんだろうなぁとか、
勝手に慮ってしまうドキュメンタリー作品。
こういう人が必死にクオリティを死守して頑張っているんだなぁと実感した。
なんだか「左ききのエレン」を読みかえしたくなりました。