映画雑記

映画やドラマの感想です。(ネタバレあり)

2019-01-01から1年間の記事一覧

「ファンタスティック Mr.FOX」

ウェス・アンダーソンの「犬ヶ島」がよかったという話を コンシェルジュKさんにしたところ 満を辞してこれを!とすすめられた ウェス・アンダーソンのパペットもの(ストップモーションアニメ)。 原作は大好き!ロアルト・ダール。 動きが良い!仕草! そし…

「真実の行方」

リチャード・ギアについ肩入れして観てしまうのだが、 終わってからがこれまた苦々しい気持ちに。 これもコンシェルジュKさんに 「情婦」みたいな感じでとリクエストしておすすめされた作品。 これは法廷ものではあるけど「情婦」でのスカッと感がない。 あ…

「鑑定士と顔のない依頼人」

観終わった後は、もー、すごいストレスが残った! でもでも、この作品について書かれているブログを読みまくり、 「あぁそういうことか!」という裏側がさーっと見えてきて、 D VDもう一回観とけばよかったと後悔。 まさかまさか、そういうことか。 あとクレ…

「ミッション:8ミニッツ」

タイムループものという一言では表現しづらい作品。 だけど、ある8分間を何度も体験させられ…という 「オールユーニードイズキル」を彷彿させられるけど、 それとはまたちょっと違う系。 で、結局どういうこと!?と思ってもう一回観てしまった。 この作品…

「アフタースクール」

結局「運命じゃない人」を何度も観返したあと、 よーし次は「アフタースクール」だ!と満を持して観た。 「???」の連続だったけど、 この「?????」が、 やがて…「!!!!!!!」に。 「運命じゃない人」も相当好きだけど 「アフタースクール」も良…

「運命じゃない人」

「鍵泥棒のメソッド」を観たわたしに 「アフタースクール」もご覧になっては?と 蔦屋のHさんにすすめられた。 どうやらほかにも「運命じゃない人」のDVD が蔦屋で連絡されていることを知って コンシェルジュKさんに探してもらって借りた。 面白すぎて、観終…

「あなただけ今晩は」

ネスター(ジャック・レモン)が健気で素敵だった。 ビリー・ワイルダーの、あのテンポといい画角といい、 照明を使ってダンスのシーンを盛り上げるアイデアといい、 おおっ!と思いながら観た。 イルマ(シャーリー・マクレーン)も可愛く ホテルの階段をし…

「情婦」

この作品もビリー・ワイルダーで、 見事なまでに、最後の最後ですごい猛スピードの展開があって ひっくり返りそうになった。これはもう気持ちいいくらいにやられた感。 DVDを返却してコンシェルジュのKさんに、面白かった!と伝えたら、 「あれはやられます…

「コンタクト」

「ルーシー」とか「メッセージ」からの流れで 「コンタクト」借りて観た。 ですよね!という納得感。 この作品を観た後、ついつい検索。 Powers of Ten™ (1977) - YouTube これ、つい見入ってしまった。 この映像をぼんやり眺めるのが好きなのだ。

「犬ヶ島」

ウェス・アンダーソン、いいですよね! 質感というか、トーンというか、色合いというか、 細部まで見逃したくないと思って、観終わってからも 気になるところを部分部分で見返したりして、 特典映像も素晴らしく、それを観てからまた観直すという、 一粒で何…

「心と体と」

「同じ勤め先の、とある男女が、 実は同じ夢(=眠って見る夢)を見ていたことがわかって、 人づきあいがうまくない女性が、同じ夢を見ている男性に どんどん惹かれていくっていう映画なんですよ!」 みたいなことをコンシェルジュkさんに言われて、 「ほほ…

「ピッチ・パーフェクト3 ラストステージ」

ここへきてエイミー(レベル・ウィルソン)のかっこよさや可愛さを認識! これがいちばんだと思う。あの自信はあの親あってのことだったんだなぁと。 リリー(ハナ・メイ・リー)が小声だった意味もわかって、 そして解決して、一安心。 ベッカ(アナ・ケン…

「ピッチ・パーフェクト2」

パート1を観終わって、パート2のディスクをデッキにセットする頃には、 完全にバーデン・ベラーズが好きになっているので、 いきなり冒頭でやらかして、活動停止に追い込まれるところから始まるとなると、 さしあたって一気に観ちゃうやつだ!これは。と、…

「ピッチ・パーフェクト」

この作品は、コンシェルジュkさんに、 「勧善懲悪とか、最後にスッキリ!みたいな作品で コメディで、何か!」とお願いしてすすめてもらった作品。 スポ根的にアカペラを頑張って、 最初はダメダメなんだけど、だんだん本気になっていって、 「タイピスト!…

「ねえ!キスしてよ」

モラルを問うとどうなの!?となるのかもしれないけど、 ビリー・ワイルダーの作品で、これがいちばん好きです。 妻思いのオービル(レイ・ウォルストン)が 酒場のポリー(キム・ノバク)にも情が移っていく様も、 男たちのドタバタも、 とにかくバタバタし…

「お熱いのがお好き」

マリリン・モンローも素敵なのですが なんといっても ジョー→ジョセフィン(トニー・カーティス)と ジェリー→ダフネ(ジャック・レモン)が良かったです。 ダフネがジェリーとわかってもウェルカムな大富豪に対して まぁいっかという流れがたまらなく好き。…

「昼下がりの情事」

ビリー・ワイルダーの作品を順に観ていこう!と借りた。 観れば観るほど アリアーヌ(オードリーオードリー・ヘプバーン)が不憫に思えてきて、 けなげでけなげでどうしようもなかった。 フラナガン(ゲーリー・クーパー)に対して 父親の仕事歴を武勇伝に置…

「嘘はフィクサーのはじまり」

この映画は、ニューヨークのユダヤ社会とイスラエルのこと、 フィクサーのなんたるかなどを知ったうえで観た方が 面白いんだろうなぁと思った。 観終わったあと、chokeemarboさんのブログ(ネタばれありです) 嘘はフィクサーのはじまり('18年10月 京都シネ…

「鍵泥棒のメソッド」

この作品もコンシェルジュのKさんセレクト。 「これ面白いっすよ!」と目をキラッと輝かせて勧められた。 三谷幸喜作品だとばかり思っていたけど、 「三谷幸喜作品ってご覧になりますか?お好きならこの作品もおすすめ」と 言われたのだろうけど、わたしは「…

「グランド・ブダペスト・ホテル」

エピソードを遡ること、このうえない。 遡ってのエピソードに引っ張られすぎて、 あれ?なんでこういう話になってるんだっけ?と思わずにいられない。 そして、あのジオラマ感というか、ポップでシュールでレトロな感じというか、 あの色彩感というか、あの…

「フルモンティ」

ばかばかしくて、だけど気になる 男性ストリップショーや、メンバーの諸事情など。 とにかく、あの練習量で、 どれくらいのショーになるんだろうか、 という点はいちばん気になった。 結局のところ、 ガズの息子がいちばん大人で男前だな、と思った。

「ラースと、その彼女」

内気すぎるラースに彼女ができた! その彼女はビアンカという名のリアルドール(ラブドール)で、 ラースは大真面目に彼女としてビアンカを迎え入れ、 弟を気遣う兄夫婦も弟に倣ってビアンカの世話を始め、 やがて町の人もビアンカを一人格として迎え入れて…

「ミセスダウト」

あまりにもSF やホームドラマ中心に コンシェルジュいちおしの作品など 雑食鑑賞したので 気楽に楽しいコメディを教えてほしいとお願いし、 「ミセスダウト」はいかがですか?と言われたままに借りて観てみた。 いちばん好きなのは、レストランで2役分の対…

「街角 桃色の店」

ビリー・ワイルダーの良さに今更気づいた!とコンシェルジュKさんに伝えたところ、 だったらビリー・ワイルダーのお師匠さんの作品もご覧になっては? とすすめられて借りたのが本作。 ビリー・ワイルダーは脚本を手伝っていたと思います、とのことですが詳…

「7年目の浮気」

観ているとこちらまで慌てふためいてくる。 気ぜわしいというか、ドキドキが伝染するようで。 マリリン・モンローの一挙手一投足も気になるけど、 観ているとトム・イーウェルと同化してしまいそうになる。 この作品も内装とか、インテリアとか、間取りの感…

「麗しのサブリナ」

オードリー・ヘプバーンの可愛さは言うことなしだと思うけど、 ララビー家、長男ライナスのオフィスのインテリアに惹かれて 観終わってから、オフィスシーンばかり見返してしまった。 ビリー・ワイルダーますます良いことを認識。

「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」

メットガラのドキュメントや、バーグドルフのDVDが良かった!と話したら、 このフランス版アナ・ウィンターみたいな方のドキュメンタリーもいいですよ! とコンシェルジュのKさんに勧められて借りた。 観ればみるほど、カリーヌ・ロワトフェルド、わかる!わ…

「ラ・ラ・ランド」

ある晩、LAにロケで滞在中のA様から連絡があり、 「ラ・ラ・ランドのメインビジュアルになっている 公園っぽい場所のロケ地がどこかわかりますか?」とのことだった。 電話しながらサクッとスマホで調べたら キャシーズコーナーというグリフィス天文台からほ…

「アパートの鍵貸します」

ようやく、ビリー・ワイルダーの映画を初めて観た。 それがこの作品。 こちらも、コンシェルジュではないけど 別の方から勧められて観たのだが、 もっと早く観ればよかった。 モノクロ映画なのに、全然気にならない。 テンポもセリフまわしも あらゆるところ…

「七人の侍」

人に勧められて観た映画。 黒澤明監督の作品は、たくさん観ているわけではない。 この作品は村人たちの方言と録音状態のせい?で、 最初はよく聞き取れなかった。 だんだん世界観に入り込むのと同時に、方言にも慣れ、 そのころには、 はやくお侍さんが見つ…