「鍵泥棒のメソッド」
この作品もコンシェルジュのKさんセレクト。
「これ面白いっすよ!」と目をキラッと輝かせて勧められた。
三谷幸喜作品だとばかり思っていたけど、
「三谷幸喜作品ってご覧になりますか?お好きならこの作品もおすすめ」と
言われたのだろうけど、わたしは「三谷幸喜さんの作品です」と受け取ってしまい、
大いに勘違いしたままみたところ、めちゃめちゃ面白くて、
そして、キャスティングが素晴らしく、コンシェルジュに興奮して伝えたところ、
「あ、三谷幸喜作品じゃないですよ、それ聞き間違いです」と指摘されて、
この話をコンシェルジュKさんとしているときに
同じく蔦屋スタッフのHさんが「あ、アフタースクールをご覧になっては?」と
さらに勧めてこられて、「じゃあ今度借ります」と、この日はのこのこ帰った。
(このときすでに別の監督の作品を借りたあとだったので、後日借りるのだけど)
で、「鍵泥棒のメソッド」は、
内田ケンジという監督の作品で、
内田ケンジ監督!天才なのかと思った。
三谷幸喜さんの映画作品はそこまで好きではないけど、
この作品を観て、レンタルじゃなくて、DVD買っちゃおうかと思った。
とにかくもう、スカッとしつつ、ほっとする。いろんな意味で。
え?え?えーーーっ?!
という部分と
あぁ、おぉ、
ほほう、なるほどっ、という腑に落ちていく感じ。
あーーーーよかったー!!!というほっとする感情が、
忙しくやってくる。その仕掛けというか、仕組みが素敵で、
他に借りた作品を早く観終わって、
この監督の他の作品を借りに行かなくては!と
がぜん前向きな気持ちになったのだ。
邦画っていい!!と深く思えた。
何がどう良いかは、前情報なしで
いきなり観た方が良い作品だと思う。