映画雑記

映画やドラマの感想です。(ネタバレあり)

「嘘はフィクサーのはじまり」

この映画は、ニューヨークのユダヤ社会とイスラエルのこと、

フィクサーのなんたるかなどを知ったうえで観た方が

面白いんだろうなぁと思った。

観終わったあと、chokeemarboさんのブログ(ネタばれありです)

嘘はフィクサーのはじまり('18年10月 京都シネマ) | Que amor con amor se paga

を読んで、そういうことか!と納得した次第です。

どうしてランバンなの?ランバンのデザイナーが何か意味するところがあるの?

高価だということが表現したいからランバンなの?と、

あれこれ知りたくなってしまった。

それにしても、ノーマン(リチャード・ギア)を裏口から追い出したり、

教会の寄付金のことでとたんに態度を変えたりする人に、

どうして最後まで尽くすのか。

フィクサーとして頭角をあらわしていくノーマンが

いつまでたっても身なりがかわらないことなんて、あるものなのか。

わからないことが多くて、やきもきしてしまった。

他国の政治や人種について、もっと理解がないと

心から理解ができないのかもしれない。

 

ノーマンを知るにつれ、嘘をかさねたから、

そうなっても仕方ない。…とは思えないよなぁと思う。

主人公からしてみたら、みんな虫が良すぎるんだよなぁ。