「グランド・ブダペスト・ホテル」
エピソードを遡ること、このうえない。
遡ってのエピソードに引っ張られすぎて、
あれ?なんでこういう話になってるんだっけ?と思わずにいられない。
そして、あのジオラマ感というか、ポップでシュールでレトロな感じというか、
あの色彩感というか、あの質感はやみつきになるかもしれない。
これもコンシェルジュKさんがおすすめしてくださったのだけど、
そうそう、この映画も面白いですよ、と
忘れていてすみません!という感じですすめてこられたので
借りてすぐに、この作品を観てみた。
いろいろと紹介してくださるときに
軽く映画の内容や概要をうかがうけど、だいたい忘れている。
でも、この作品は結構熱く推されたので覚えているのだ。
古びているのに清潔感がある感じや、
回想のなかにひっぱりこまれる感じは、
小憎らしいほど素晴らしい。