2019-01-01から1年間の記事一覧
画家の熊谷守一を描いた作品。 モリこと守一を演じる山崎努さんもですが なんといってもモリの妻役の樹木希林さんが良いと思った。 「万引き家族」の樹木希林さんより、本作の樹木さんが好き。 この作品で熊谷守一を知り、画集などを買いあさった。 さすがに…
「パリ、テキサス」の主人公を演じたハリー・ディーン・スタントンが主役。 人生の終盤を頑固に暮らすラッキーが、朝のルーティーンでヨガをたしなむなど、 意外と丈夫で健康なことに驚く。 田舎町の人々の営みのなかのラッキーの生活が、 うちの近所の孤独…
今年の正月あたりから、 撮りためていたドラマ、「下町ロケット」を1話から流し見しており、 阿部寛さんの作品だ!と思ってDVDを借りて観た。 猫のノミ取りというのが建前の女性への売春をおこなうのだが、 根が真面目で、露骨に下手くそとののしられ、 そ…
オーストラリアのSF映画で、この作品もソムリエに勧められた作品。 最後の最後に、「そそそ、そういうことか!」と納得した。 タイムマシーンの可能性を見た。 頬に縦じわのある男(ノア・テイラー)が気になった。 それにしても宇宙関係の教育施設のスペイ…
普遍的なものは時代が変わろうとも少しも変わらないんだなと思った。 無理は良くない、ということは、いつどんなときも言えることだなぁとも思う。 山田洋次監督の作品が良かったという話をしたら、コンシェルジュKさんが 成瀬巳喜男監督の作品をすすめてく…
この映画は「家族はつらいよ」を三作借りてから観たのだが、 「東京物語」を観て、本作品を観て、そのあとで「家族はつらいよ」と続けていきたかった気持ちが残っていた。 なのに、 「東京物語」はいっそもっと時間をおいてから観ようと思ってまだ観ていない…
夏川結衣さんのこと、このシリーズをとおして、 いい女優さんだなぁと再確認。 「妻よ薔薇のように」では夏川さん演じる史枝さんが軸だけど、 それにしても夫役の西村雅彦(西村まさ彦)さんにはイライラし、 舅役の橋爪功さんにはハラハラし通しで、そして…
この作品は高齢者の運転免許返上問題が軸にあるけど、うんうん、そうだなぁと同感しながら観ていくと、それぞれの気持ちに共感して、もはや自動運転の時代になれば良いのではないか、そうすれば事故とか避けられるだろうし。と最近の池袋の事件に気持ちがい…
なんとなく観たくなって借りた作品。 大家族ものの作品って、どんな描かれかたなんだろうと思って、ちょっとした興味から借りてみた。 それと併せて、「男はつらいよ」もまだ観ていない私が、この作品を観ようと思ったのは、「マルタイの女」の西村雅彦(西…
竹内結子さん演じるシャーロックのお部屋の作り込みが良い。 そして、竹内さんの語り口が気持ちいい。強弱とか、見解を述べる部分の流れるような流暢さ、あの動き。それだけでも一見の価値があると思った。 竹内結子さんが、かっこいい。 わたしは竹内結子さ…
この間、テレビ朝日の「激レアさんを連れてきた。」で、アウトレイジ的な方々に占領されてしまった歌舞伎町のホテルを生まれ変わらせた女性の元支配人がとりあげられていました。まさに、リアル「ミンボーの女」。大地康雄さんとびとか村田雄浩さんの役まわ…
この映画は何度観ても、津川雅彦さん演じる鈴木主水にイライラしてしまう。 今回も、宮本信子さんに対して、「あぁ、もうこんな人、見限ればいいのに!」とやっぱりヤキモキしながら観た。 そしてまたしてもナヨコの家がいい雰囲気で、家具や小物にまで目が…
三國連太郎さん演じる主人公の武平にどんどん同化してしまって、 武平の心の動きに引っ張られていって、 三途の川のシーンがあまりにも印象的すぎて、 観終わったときは爽やかな気持ちになったほどだった。 たぶん自分のなかでこれまで描いていた臨死体験と…
これはもう、香典が風に吹き飛ばされたときに、 思わず「あっ!」と叫んでしまいそうになる感じといい、 山崎努さんと宮本信子さん演じる夫婦のバタバタ感やイライラした感じといい、 菅井きんさんの葬儀でのご挨拶といい、 山崎さんが愛人を山中に連れ込ん…
生きるということを考えた。 佐伯日菜子さんと渡部篤郎さんが演じる、マーちゃんとイーヨーが健気で切ない。 とてもたどたどしくて、美しい。 庭の緑も、マーちゃんが描く絵も、イーヨーの声の音程も、なんだか美しく思えてくる。 音楽が気持ち良い。 夏にな…
初めてこの作品を観たときは、宮本信子さんが演じる主人公の自宅がモダンで、かっこいいなぁと憧れた。 主人公に振り回されながら、西村雅彦さんと村田雄浩さんが護衛する様子が楽しいというか、なんというか、チャーミングな雰囲気。あ、今は西村まさ彦さん…
この作品のDVDを借りてから、即席ラーメンを作るときは具を入れるようにしています。さくっとラーメンをゆでて食べようかな、というときも、一手間で食を豊かにしようという気持ちになる。 ホームレスのおじさんたちの朗らかで知的な晩餐からの、深夜のオム…
マルサのシリーズ第二弾は、なんといっても益岡徹さんの印象が強く、いまやドラマでは幹部とか上司とか、偉い人を演じる役者さんだけど、どんくさい新人エリートというのがすごく印象的だった。 あと、三國連太郎さんの隠し部屋のスピーカー。 そして洞口依…
続けて伊丹十三監督の作品。 商売の極意を学べる作品なのではないだろうか。 お店のスタッフの意識が徐々に変わっていき、最高のチームになっていく様は観ていて気持ちいい。「メジャーリーグ」みたいだなぁと思った。 ジルバのような音楽が小気味いい。
伊丹十三監督コーナーができていたので、 「そういえば、昔は映画館に観に行ったなぁ」と懐かしく思い借りてみた。 伊丹監督のコーナーは人気で何作か借りられていたので、監督が撮った順に観てみようとしたけど無理だった。 「マルサの女」から始めたんだけ…
本当は映画館で観ようと思っていたのですが、 気づいたときには都内での上映館が大森のみで、我慢強くDVD化を待っていました。 アメリカ国内で、アジア系の映画がこんなにヒットしたのはすごい! という評判が気になって、観たかったのです。 映画自体は、シ…
何かの授賞式での宮沢りえさんと杉咲花さんのやりとりをテレビで見て、 へぇ〜と思ったのが、この作品を観ようと思ったきっかけ。 それに、ドラマ「派遣占い師アタル」がちょうど始まる頃だったので、 どれどれ、どんな女優さんなのかな、と杉咲花さんには興…
いま関わっている仕事の原稿で、 “映画「メッセージ」を観た”という記述があったので わたしも観ておこうと思いDVDを借りた。 はて…これは?と気になる部分が垣間見えるが そのまま進めていくと、 最後の最後に、泣きながら そういうことでしたか!と納得す…
本作は韓国映画なのですが、 DVDを借りるときにゾンビ映画ですけど大丈夫ですか?と聞かれて、 「カメラを止めるな」くらいなら観れますと答えたら この作品を勧められました。 1本で3回泣けると言われて、言われたとおり泣きました。 人間の醜さに泣けて、…
好きすぎる池井戸潤さんが原作。 勧善懲悪が好きだから、池井戸作品を読むと燃える。 この作品も原作はとても好きですが、 映画はいまひとつでして。 たぶん、長瀬智也さんに苦悩が似合わないから。 もっと地味な感じの運送会社の社長であれば、 たぶん感情…
お世話になっている方が、 「うちのおばあちゃんが、こういう人なんだよね」とおっしゃるので どんな人なの?と思って観てみた。 森の中のいい薫りが漂ってきそうな、ふわ〜っとした気持ちになる作品。 シーツとか、保存食とか、いろいろ大切に思えてくる、…
友達が「ルーシー」観るいいよ!と教えてくれたので 行き慣れた代官山T-SITEの蔦屋にてレンタルをば。 代官山蔦屋には何度も行っているのに初めてここでDVDを借りた。 これまでは気になる作品は買って観ていた。 どれどれ?どんな映画なのかな?と思って観て…